水晶の形

水晶の窓

水晶はそれぞれに色々な”形”や”種類”を持っています。
その中でも代表的な形や種類は幾つか分類され、名前が付られています。

クラスター Cluster

このブラジル産クォーツクラスター、見れば見るほど発見があるクラスターでした。

画像を見ていただくと気づかれると思いますが、ポイントの先が折れてしまっているものが沢山。
更に擦れや傷も含めるとかなり切ない姿です。
しかしこのクラスター、そこにいる(ある)と自然のクーラーのような涼しくなるような感じがしまして、なんというか・・ 綺麗な風=気?がそよそよと吹いている そんな感じです。
クラスターとは、大きさはバラバラのポイント状(鉛筆型とでもいいましょうか。)の水晶が群れをなして(群晶)いる水晶の原石(研磨などされていない自然の形のもの)をいいます。
ちなみに、”Cluster”を辞書で調べると、”花やぶどうの房の意味で、同じものの集まり”とありました。

ポイントの向くそれぞれの方向に急速に力を発揮するといわれます。
その力は激しく”純粋”もしくは”無”あるいは”空”。
マイナスな想いを吸収し、その場を浄化=綺麗にし、バランスのとれた状態を創りだすとされています。
部屋にインテリアとして置いておくと一石二鳥ですね。

ウインドウ Windou

真ん中に綺麗な左右の整った”ダイヤ(=平行四辺形)形”が見えると思います。
これを、ウィンドウ(窓・window)と呼んでいます。
ダイヤの形の上の頂点から、その水晶のポイントの先端部分へ線でつながります。
左右のダイヤの形の頂点は、となりの面の底辺にとなります。
そして下の頂点は、ポイントの一番根元の部分へと線でつながります。
写真のポイントは先端が切ない形状となっていますが、綺麗なダイヤ形です。
意味合い的には本当に”窓”そのもの。
見ていると、水晶から見つめられているような感覚です。

あなたは雑誌をパラパラめくっていて、とても素敵な場所の写真を見たとします。
“うわぁ~こんな素敵なところ、行ってみたい!!”
でもあなたは名残惜しそうにその写真を見ながら、次のページをめくりました。
あなた自身は何の気なし、全く気づかないふとした事。
でもそこには色々なものが隠れています。仕事の休み取れるかな?
上司に言いにくいよなぁ・・
嫌がられることmustだよなぁ・・
でもとれたとしてもここのところ忙しかったから部屋の掃除もしたいし買い物も行かなきゃ。
体もゆっくり休めたいし・・・
この場所は車でしかいけないところだよね。
道もよく解らないし、車庫入れもいまいち苦手。
なにより、高速道路は自信がない・・・
誰かと行く?
でも日程を合わせるのが大変そうだな・・・

このウィンドウ、自分自身の気づかない部分に、”窓”をあける役割を担っています。
自分自身で気づかない、置き去りにされた自分の心を映し、 本来の自分を気づかせてくれます。
覗き込むと、すべきことが見えてくると言われています。
八方塞がりになってしまった時や何かを迷っている時にも有効だそう。
窓を開けて、のぞきこんでみて下さい。

ジオード Geode

ジオードとは、岩石学辞典によれば、

鉱物の集合体からなる中空の球状体で,普通は石灰岩中に,稀に頁岩中に見られる.
ジオードの外側の層はカルセドニイ質石英で,内側は石英または方解石で覆われ,少量の磁鉄鉱,黄鉄鉱,閃亜鉛鉱などが伴われる[Bassler : 1908, Pettijohn : 1957].
この語は古く,セオフラスタスは土状構造(earthy texture)の石に用いた[Theophrastus : 300B.C.].
土状構造とは粉末状鉱物の塊らしい.
プリニウスは内部に土を含む石に用いた[Pliny : 77].
この語には様々に使用されている.
(1) 晶洞石.石灰岩や頁岩の中にできる中空の球状体で,内壁には母岩中の鉱物と異なる石英などの鉱物結晶があり,母岩から塊として分離できる石.異質晶洞ともいう.
(2) 晶洞・晶洞石の窪み.
(3) 晶洞石に似たもの[ランダムハウス : 1994].
ギリシャ語のgeodesは大地に似たの意味.

ちなみに、似たところで晶洞とは、

岩石の中にある不規則な形状の空洞のことで,空洞の壁は鉱物の殻で囲まれている.
熔岩中の蒸気孔や脈に見られる.
この空洞の壁を作る鉱物が周囲を取り巻く岩石と同じ鉱物の場合が晶洞(druse)であり,殻を作る鉱物が周囲の岩石と異なる場合は異質晶洞(geode)という[Phillips : 1816].
がま(vug)も同じ意味である.
晶簇[東京地学協会 : 1916].

”ジオード” ”晶洞”
言葉の意味合い的に似たものというが感覚でいましたが、厳密には違うものですね。
ジオードの解説にもありますが、言葉自体が広く定義されているようです。
そして存在する鉱物も細かく定義されていますね。
そして、当サイトの看板 プリニウスの博物誌シリーズのあのプリニウスさんの名前があります。
古くからある言葉なのですね。
そして、古くからジオードは認識されていたということになると思います。

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TENDER TIME
小さい頃から石が好き。 そのまま大人になりました。 鉱物についてのブログを書き始めて、気がつけばいしのみせ TENDER TIMEの主となりました。

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