星の砂 Star sand(スターサンド)

星の砂 starsand 沖縄県八重山郡鳩間島

私が小学生の頃、駅ビルでとあるイベントスペースに頻繁に来ていた業者がいました。

石や化石などを扱う業者で、そのお店が出ていると必ず親に連れていってもらっていました。
そこにあったのが、小さなガラスの小瓶に入り、キーホルダーになった”星の砂”なるもの。
当時、こんなちっちゃい星型のものをよく作ったなぁ・・・でも可愛い☆と思っていたのです。
その後、図鑑で目撃した星の砂。
その時の驚きといったら・・・(笑)

星の砂 バキュロジプシナとカルカリナ

この星の砂。
有孔虫という原生生物の亡骸。
原生生物とはアメーバをご存知だと思いますが、そのアメーバも原生生物。
ここでは同じような生き物とここでは考えてください。

よくみると、尖ったとげとげの星型と丸いとげとげのものがあります。
星の砂と呼ばれるものは、何種類かの有孔虫で構成されています。
尖ったとげとげは”バキュロジプシナ
丸いとげとげは”カルカリナ”と呼ばれています。
(同じWIKIのページに掲載されています。カルカリナはスクロールしてください。)
カルカリナは、”太陽の砂”とも呼ばれています。
なんとなく形がそんな感じですね。

先にお話しした亡骸とは、有孔虫の”殻”の部分。
生物の”殻”ときたら石好きさんなら”石灰岩”と思うと思います。
石灰岩とは、炭酸カルシウム(方解石霰石)を半分以上含んでいるものが、積もり積もって押し固まった堆積岩のこと。
サンゴや貝殻も炭酸カルシウムで、星の砂の構成要員です。
他にも数種類、星の砂を構成する有孔虫の種類があります。

因みに・・・
岩が風化して小さくなって砂になったものとは違いますが(生物由来の堆積物のため)、事実上混じっていると思われます。
星の砂を構成する天寿を全うした有孔虫が死んでしまうと、分解されずに残った殻が浜辺に打ち上げられて乾き、星の砂の塊ができます。
しかし、乱獲が進んでいるために採取禁止となってしまったそうです。
バキュロジプシナもカルカリナも今現在、現存しています。
藻類と共生し浅瀬で生活しています。

藻は同時に、ご飯でもあります。
どこにあるかというと、珊瑚礁がある場所。
西表島 星砂の浜
竹富島 太陽の砂
が有名です。

この星の砂の意味合いは解りません。
でも、私にとっては思い出深く、どうしても書きたかった(^^)

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TENDER TIME
小さい頃から石が好き。 そのまま大人になりました。 鉱物についてのブログを書き始めて、気がつけばいしのみせ TENDER TIMEの主となりました。

2件のコメント

  1. こんにちは

    星の砂・・・・・・
    といえば 小柳ルミ子さんの歌がすぐ思い浮かびます(^^;)歳ねー

    私も、この星の砂持ってました
    小さな瓶にいれてあって
    生き物だったと聞いて よけいになんだか愛おしくて かわいくて
    星の砂、大事にしてたんだけど、どこにいっちゃったんだろうなあ 

    そんな、「そういえばあれも小さい頃大事にしてたんだけど・・・」っていう、そんな記憶が次々繋がる星の砂です

    1. jamさんへ
      ありがとうございます。
      多分一度はみんな見たこと・買ったことがあるんだと思います(^^)
      そしてみんなどっかにいっちゃうんです(笑)
      私ももちろん♪
      でもそれが、切ない思い出としてふっと思い出すんですよね(^^)

      でね、この星の砂と一緒に涙のしずくというものがあって、小さなしずく型のガラスが小瓶に詰められて売ってた。
      あれはなんだったんだろう・・(笑)

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