シデライト 菱鉄鉱 Siderite

シデライト 菱鉄鉱 siderite Morocco Gourama

シデライト 菱鉄鉱とは

(産地名のリンクですが、Gouramatと表記はあるのですが、Gourrama?
GoogleMapはGourrama表記です。)
なんといっても惹かれたのはこの形。
かっちりとした結晶の形に釘付けでした。
またこの”鉄”を強調させる微妙に錆びてる?と思わせる色と質感。
しかし”テリ”が全体的にあります。

 

シデライト 菱鉄鉱 siderite Morocco Gourama
シデライト 菱鉄鉱 siderite Morocco Gourama
水晶ポイント

そして、このオレンジ色の水晶。
タンジェリンクォーツと思います。
タンジェリンクォーツのオレンジは、鉄分が水晶の表面にくっついて錆びた(酸化)した色。
この写真の水晶は、綺麗なオレンジ色になってます。
さてシデライト。
鉄鉱石の一つです。
鉄鉱石とは鉄を取るために採掘される石のこと。
幾つかありますが、そのなかの一つです。
そしてこの菱鉄鉱は、鉄鉱石の中で一番に製鉄の原料とされたと考えられています。

菱面体とは、”菱形の平面で囲まれた六面体”。
しばしば双晶にもなります。
ですが、この石の形は様々なものがあって、板状のものが何層も重なったような形・ブドウ状(小さい球状のものがぶどうの房のようにたくさんある形)や塊状・柱状等があります。

硬度は3.5~4.5
そんなに硬くはありません。
色のバリエーションですが、この写真の色合いはあまりスタンダードな色合いではありません。
菱鉄鉱は、もっと透明感のある黄色のきれいなものがあり、ルース販売もされています。
バリエーション的には幅広く、褐色を基本に黄色~緑系そして黒の色合いがあります。
採取される国はかなり多いですが写真のモロッコは有名所ではなく、 カナダ・ブラジル・イギリス・ドイツ・ペルー等があります。
日本では埼玉県秩父鉱山等です。
採取される場所の特徴として、熱水鉱脈・温泉等の沈殿物としても存在します。
名前の由来はギリシャ語でsideros=鉄の意味です。

シデライトはカルサイトの仲間

そして、この石はカルサイトの仲間です。
カルサイト=方解石
理科の時間に登場する、菱形の透明の石。
複屈折現象や、割っても割ってもマッチ箱の潰れた形に割れる鉱物。
炭酸塩鉱物という仲間同士で、CO3を持つ仲間です。
FeCO3 これが菱鉄鉱です。
この鉄の部分(Fe)がカルシウム(Ca)に置き換わるとカルサイト、マンガン(Mn)に置き換わると菱マンガン鉱(ロードクロサイト)となります。
とこのように、とある部分だけがすっぽり入れ替わってできたものを置換体といいます。
それではこの石の仲間(グループ)を見てみましょう。
化学式を見て置換されていても、他の理由によって違うものもあります。

シデライト 菱鉄鉱 siderite Morocco Gourama
シデライト 菱鉄鉱 siderite Morocco Gourama

方解石グループ

方解石  CaCO3  カルサイト
菱ニッケル鉱  NiCO3  ガスパイト
菱コバルト鉱  CoCO3  スファエロコバルタイト
菱苦土鉱  MgCO3  マグネサイト
菱カドミウム鉱  CdCO3  オタバイト
菱マンガン鉱  MnCO3  ロードクロサイト
菱鉄鉱  FeCO3  シデライト
菱亜鉛鉱  ZnCO3  スミソナイト

シデライトの意味 いわれ

最後に意味合いです。
自身を肯定し、前に進もうという穏やかな気持を生む石です。
いろいろな事に敏感になってしまっているような時、夕暮れの光りに包まれて綺麗だなぁと何も考えずただただ優しさに浸らせてくれるような気がします。

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TENDER TIME
小さい頃から石が好き。 そのまま大人になりました。 鉱物についてのブログを書き始めて、気がつけばいしのみせ TENDER TIMEの主となりました。

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