カーネリアン Carnelian

カーネリアン carnelian

カーネリアンとは

カーネリアンは和名紅玉髄(ベニギョクズイ)
この石は水晶の仲間です。(水晶との関連についてはこちらへ)
サードオニキス・サードニクスという石がありますが、赤と他の色の縞々模様の石。
この石の赤い部分はカーネリアンです。
そして赤い色は鉄分によるもの。
二酸化珪素がたっぷりな熱水が、低い温度で固まった溶岩の空洞にできます。

ノジュール(nodule・団塊)と呼ばれる塊で発見されることが多い石です。
ノジュールとは、堆積岩中に含まれる成分(カルシウムや珪酸等)が岩石に浸透し、砂の粒や生物の遺骸を核としてほぼ丸い形に沈殿したものを言います。
そして、堆積岩の中にある周りよりも硬く、その堆積岩の中で形成された石の集合体を総じて”団塊”と呼びます。

”団塊の世代”という言葉がありますよね。
この言葉は作家堺屋太一さんの小説”団塊の世代”で世に登場した言葉ですが、このノジュールの訳語として”団塊”を使ったとのことです。
世代を表す言葉として使われますが、世の中が堆積岩ならその中のとある一塊=とある世代として例えたものなのですね。

蛍光

紫外線ランプを照射すると青白色蛍光を示しますが、インド産の者の中に黄緑色に蛍光するものもあります。

産地

インドでカーネリアンといえば、産地として有名尚且つ品質が良いとされていますが、ブラジルも大量に産します。
他に、ウルグアイ等もあります。

基礎データ

化学組成 珪酸塩鉱物 SiO2
オレンジ色~褐色
条痕 白色
結晶系 六方晶系
へき開 なし
硬度 7
比重 2.6

印鑑とカーネリアン

エジプト時代の遺跡からも彫刻が発掘されたり、ナポレオンの印鑑にも使われていたとの事。
”神にすがる奴隷アブラハム”という銘が刻まれた八角形の印章を常に携帯していた人のことです。
この印章は義理の娘であるオルタンス・ド・ボアルネ甥のナポレオン三世(オルタンスの息子)へと受け継がれました。

印鑑として使用していたのは、古代バビロニアからあったそうです。

カーネリアンの意味 いわれ

印鑑として使われていたという歴史から、訴訟ごと・裁判に勝つなどの意味が言われているとのこと。

心のベクトルをポジティブにし、集中力をUPし、その結果、興味を持って楽しく物事にあたることができる石。
引きこもりがちな時や、ふさいでいる時にいい石だと思います。
無気力な日々に目的意識をもたせ、行動力が出てきます。
物事に当たるとき、誰でも不安になると思います。
そんな時、勇気と一歩をくれる石です。

注意点

流水・日光は変色の可能性があります。
高温にも注意です。

雑談

またいたく個人的な意見なのですが・・・
自分の手元に来て初めて思った感想は、桁外れにポジティブな感じがしました。
女性が何かにピピっときて、何も考えずに目的に向かってどかぁ~んと物事を始めてしまう、男性からはなんでそこまで(^^;と思われ、理解され難い、女性の突発的な行動。
ナポレオンが持っていたと聞いて、なんとなく納得してしまった私。
何かを始め、新しい物事を浸透させる。
莫大な頭脳と体力がいることですよね。
何が起こるか解らない。
そんな中でこれまた桁外れの臨機応変さも必要とされます。
そんな彼が大切にしていた、”カーネリアンの印章” 古の石です。

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TENDER TIME
小さい頃から石が好き。 そのまま大人になりました。 鉱物についてのブログを書き始めて、気がつけばいしのみせ TENDER TIMEの主となりました。

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