ギラライト ジラライト ギラ石 ジラ石 GILALITE
Gilalite in Quartz Paraiba,Brazil |
ギラ石はタイトルに有るように表記が様々です。
発見はアメリカアリゾナ州クリスマス鉱山で1979年。
ちなみに、このクリスマス鉱山があるのはGila
County、この日本語の発音を見たらヒラ郡と表記されていました。
名前の由来はこれとわかりますが、ギラにジラにプラスでヒラが増えそうで少し怖いです…。
発見年には緑色のタイプのものが見つかっていますが、2004年、ブラジルにて水晶の中に美しい青いギラ石が内包されたルースが人気となりました。
※1979年にIMA承認
メデューサクォーツ パライバクォーツ
この2つの名称は、青い内包物を抱いた水晶、ギラライトインクォーツタイプの名称です。
メデューサクォーツという名称は宝石としての名称です。
Medusas
Rondeauというクラゲに似ていることからで、あの、怖いイメージのメデューサではありません。
パライバクォーツという名前は、ブラジルのパライバトルマリンと同じ産地で見つかり、色味がパライバトルマリンに似た美しい青い色ということからとのことです。
ただしこちらは俗称です。
産出地 産状
針状の結晶が放射状に伸びて球状となっています。
小さめの結晶が房のようになり、母岩に張り付いていたりもしくは水晶に内包されています。
イメージ的には緑色のオケナイトのおちびという感じです。
アポフィライトやキノ石などと共生します。
産出地は、アメリカアリゾナ州・ネバタ州、イタリア・ギリシャ・ブラジルが確認されています。
基礎データ
- 化学組成 珪酸塩鉱物 Cu5Si6O17·7H2O
- 色 半透明の緑色 青緑色
- 条痕 明るい緑色
- 結晶系 単斜晶系
- へき開 (調べましたが不明)
- 硬度 2
- 比重 2.72